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□□■ 果物&健康NEWS Vol.3 ■□□
■ 2004年3月11日(木) ■
みなさん、こんにちは!
果物&健康NEWS Vol.3をお届けします。
■メニュ−■
□□ やせるためのポイント □□
★★用語解説★★
BMI ダイエット
◆◇◆サイト紹介◆◇
□□ やせるためのポイント □□
皆さんの中には、体重を減らそうとして、食事を抜いたりしたことのある人は多いのではないでしょうか。しかし、食べないと栄養不足となり、筋肉や骨なども減り、生命活動の維持に必要な基礎代謝が落ちてしまいます。また、「単品ダイエット」やタンパク質しか食べない「偏食ダイエット」では栄養バランスを欠いているため、代謝異常が起きてしまいます。
体調を崩さずに安全にダイエットを進めるためのペースは、月に1〜2kgの減量が目安です。摂取カロリーは1日1200〜1800kcalとし、同時に、身体に必要な栄養素をバランス良く摂取することが重要です。そのため、低カロリーで栄養素が豊富な果物や野菜などの食品を食生活に取り入れることが大切です。
果物は、ゴボウよりカロリーが少なく、ビタミンなどの栄養素が豊富です。例えば、果物を200g摂取するだけで、成人女性の1日に必要な栄養所要量に対して、ビタミンAは19%、ビタミンEは15%、葉酸は21%、ビタミンCは50%も満たせます。このように果物はビタミンが豊富にもかかわらずカロリーは、1日の摂取カロリーのたったの3〜4%なので理想的なダイエット食品です。
ところで、理想の体重とはどの位とお考えでしょうか。イタリアのルネッサンス時代に、ボッテチェリが描いた「ヴィーナス誕生」で、二枚貝の上に立つ美しいヴィーナスは、身長158cm、体重52kgと推定されています。彼女の体格指数であるBMIは21なので、病気にかかりにくい理想的な体重です。
最近では、もっとやせたいと思っている若い女性が多いようですが、BMIが19以下になると、BMI30以上の肥満の人よりも死亡率が高くなります。やせ過ぎも肥満と同様に健康リスクが増加します。栄養バランスに配慮しながら、果物を毎日200g以上、しっかり食べて自然な減量をめざしましょう。
★★用語解説★★
BMI
BMI(ボディ・マス・インデックス:体格指数)とは、肥満度を表す指標で国際的に有名な計算方法です。体重を身長で2回割った数値(BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))で表されます。罹病リスクが最も低いのはBMIが22の人とされています。BMIが30を超えると肥満症として治療が必要となります。
ダイエット
ダイエット(diet)とは、健康増進や病気治療のための規定食、特別食、食餌療法のことですが、わが国では、体重を減らすための食事制限をさすことが多いようです。
◆◇◆サイト紹介◆◇
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/vsojkn/gen-vit01.htm
日本ビタミン学会が運営するページです。一般向けに、いろいろなビタミンの作用や、含まれている食品などについて解説してあります。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jasso/
日本肥満学会のホームページです。一般向けではありませんが、学問的に興味のある方はクリックしてみて下さい。
☆ 編集部より☆
皆さんは、果物をどの様に食べているでしょうか。果樹研究所では2カ所にナイフを入れて扇状に切り取り、その部分の皮だけを剥いて食べ、残りは、机の上においておきます。これは、1つの果物を多くの人で味見するためです。普通このような食べ方はしないので、果樹研究所に入った新人は、軽いカルチャーショックを受けます。もうすぐ、桜が咲いて新人が入ってきます。(tanaka)
今回はダイエット特集でした。かつて陸上をやっていた私の体もBMIが24.9と、とうとう肥満(25以上)まであとわずかになってしまいました。この時期は飲み会が多いので気をつけないと・・。(eb)
果物&健康NEWS ご愛読に感謝申し上げます。
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ご協力に感謝いたします。 編集長 敬白
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