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□□■ 果物&健康NEWS Vol.57 ■□□
■ 2005年5月27日(金) ■
みなさん、こんにちは!
今週の特集はキッズQ:イチゴは果物?野菜?です。
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毎日くだもの200グラム以上食べましょう!
公式ホームページは http://www.kudamono200.or.jp
:::■ メニュー ■::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
◇ キッズQ:イチゴは果物?野菜?
◇ 食育コーナー
◇ 今週のお弁当レシピ
◇ 平成17年度果樹研究所公開日アンケート結果−その1
◇ サイト紹介 平成16年度食料・農業・農村白書
◇ 食料・農業・農村政策審議会委員を募集します
◇ 編集部より
□ キッズQ:イチゴは果物?野菜?
:
イチゴは果実か野菜か、疑問に思われたことはありませんか。皆さんは、「生で食べるのが果物、油炒めなど料理をして食べるのは野菜」、「食後のデザートとして食べるのは果物、副食は野菜」としてイチゴは、果物と思っているのではないでしょうか。でも、「木に成るものは果物、苗を植えてから1年以内に収穫するのが野菜」としたらイチゴは野菜になりませんか。
政府機関での分類ではどうでしょうか。野菜生産出荷統計(農林水産省)では、「一般に、野菜とは、食用に供し得る草本性の植物で、加工の程度の低いまま副食物として利用されるもの」とし、イチゴは「果実的野菜」としています。国内の植物に被害をもたらす海外からの病害虫を未然に防ぐ仕事をしている植物防疫所(農林水産省)の統計でもイチゴは野菜です。
一方、農林水産省でも青果物卸売市場調査報告の統計では、イチゴは果物としています。その理由は昔、出荷先が主に果物店であったことに由来しています。日本食品標準成分表(文部科学省)ではイチゴは果物に、また、成分表を基礎としている国民栄養調査(厚生労働省)でも果物です。家計調査(総務省)、日本貿易統計(財務省)もイチゴは果物に分類されています。
学問的にはどうでしょうか。園芸学では、主として植物としての特性と栽培の観点からイチゴは野菜と定義・分類しています。そのため、私たち果樹研究所ではイチゴの研究はしておらず、野菜茶業研究所が野菜として研究を担当しています。野菜園芸ハンドブックでは、野菜を「副食物として利用する草本類の総称」と定義し、イチゴを野菜に分類しています。食品としての利用部分による分類でもイチゴは果菜類で野菜です(野菜園芸大辞典)。
なんだか、大変ややこしいことになっているように思えます。でも、基本的な点を押さえるとイチゴの分類も分かりやすくなります。生産現場や生産現場に近い学問である園芸学ではイチゴは野菜で、流通関係や消費者の生活感覚をもとにした分類では果物となります。
次回は「キッズQ:イチゴが果物ならトマトだって果物じゃないの?」を予定しています。
□ 食育コーナー
2003年度「地域に根ざした食育コンクール」で最優秀賞を受賞しのは香川県綾南町立滝宮小学校です。子どもが作る弁当の日には3つの原則があるそうです。1つめは、子どもたちが献立を立てて食材を買いに行き、自分で朝早く起きて調理をし、弁当箱に詰め、それを提げて登校すること。2つめの原則は、対象は5年生、6年生のみ。3つめの原則は、実施は10月の第3金曜日から月1回。
下記のサイトで要旨が読めます。
http://www.town.ryonan.kagawa.jp/ed/takinomiya-e/
6年生最後の「弁当の日」の課題は「冷蔵庫整理弁当」でした。下記のサイトにその日のお弁当の写真がたくさん載っています。
http://www.town.ryonan.kagawa.jp/ed/takinomiya-e/bentou/2-21.htm
□ 今週のお弁当レシピ
○ 第8回家族が喜ぶお弁当コンクールの優秀作品「男子高校生(帰宅部)のためのお弁当」は、東京都立小山台高等学校鈴木貴子さんが作りました。
お弁当の中身は、キウイ&リンゴ/おにぎり三種/鶏の唐揚/ミニトマトなどです。
作ったときの感想と写真は下記のサイトで読めます。
http://www.paletteclub.co.jp/cooking_con/8prize/recipe/25.html
○ 同じく優秀作品「体内スッキリお肌ピチピチ骨太弁当」は、東京家政大学付属女子高等学校鈴木弘子さんが作りました。
お弁当の中身は、りんご/キウイフルーツ/グリンピースご飯/ごぼうのきんぴら/プチトマト/パセリなどです。
作ったときの感想と写真は下記のサイトで読めます。
http://www.paletteclub.co.jp/cooking_con/8prize/recipe/27.html
□ 平成17(2005)年度果樹研究所公開日アンケート結果−その1
先月4月20日、(独)農研機構果樹研究所の公開日に行われたアンケート結果がまとまりましたので、3回に分けて紹介します。参考のため、同じ質問をした平成12(2000)年の結果も載せました。当日、午前中は人でも多かったのですが、昼から雨が降り参観者が減ってしまいました。アンケート総数は1,077名(1,860名:括弧内は平成12(2000)年のデータ、以下同じ)でした。男女の比率は男性が30.8%(37.2%)、女性67.3%(55.4%)です。5年前の前回と比べて全体的に、健康への関心が高くなっており、果物摂取による高血圧や心臓病の予防効果も認識されつつあります。
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問:ご自身の健康上、気になる病名はありますか(複数回答可)
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全体 男性 女性 (%)
がん 18.4 (17.6) 18.7 18.1
心臓病 10.3 (8.0) 13.9 9.2
脳卒中 8.6 (5.6) 9.6 8.0
高血圧 24.6 (14.1) 28.3 22.8
更年期障害 11.9 (6.6) 3.0 16.0
眼病 8.9 (-) 7.2 9.9
糖尿病 13.6 (12.2) 19.9 10.2
認知(痴呆)症 7.7 (5.4) 6.3 8.3
アレルギー 14.9 (15.8) 9.6 17.4
肥満 20.9 (18.2) 18.1 22.5
特になし 17.2 (33.5) 14.2 18.2
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全体的に前回調査より自分の健康に関心が集まっています。特に高血圧は、約10%も増えました。この結果は、果物の予防効果を伝える時の参考になるのではないでしょうか。
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問:果物を食べると高血圧の予防になると思いますか。
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全体 男性 女性 (%)
はい 79.0 (72.0) 83.1 76.7
いいえ 4.5 (7.7) 2.7 5.4
わからない 15.3 (19.2) 13.3 16.7
無回答 1.1 (1.1) 0.9 1.2
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果物が高血圧予防に効果ありとする割合が前回より増加して約8割に達しました。しかし、男性に比較して女性では6.4%低くなっています。
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問:果物を食べると心臓病の予防になると思いますか。
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全体 男性 女性 (%)
はい 62.4 (56.1) 67.2 60.0
いいえ 7.4 (10.5) 5.4 8.4
わからない 28.1 (32.4) 25.3 29.7
無回答 1.8 (1.0) 2.1 1.5
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心臓病予防に関しても果物の予防効果についての認識の割合が増えてきています。ただ、心臓病予防でも男性より女性が7.2%低くなっています。
□ サイト紹介 平成16年度食料・農業・農村白書
「平成16年度食料・農業・農村の動向及び平成17年度食料・農業・農村施策」が閣議決定され、下記の農林水産省のサイトで公表しています(平成17年5月17日公表)。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050517press_1.html
白書のポイント
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050517press_1c.pdf
要旨
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050517press_1d.pdf
□ あなたの声を農政に
=食料・農業・農村政策審議会委員を募集します=
農林水産省では、食料・農業・農村政策に広く国民の皆様の声を反映させ、国民の合意に基づいた政策の推進に資するため、食料・農業・農村政策審議会の委員を広く一般から募集しています。
これからの食料・農業・農村政策に一役買おうという意欲のある方の御応募をお待ちいたしております。
募集人員は3名以内、応募の締め切りは平成17年6月7日です。
さらに応募方法等、詳細な情報については、
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050426press_1b.html
を御覧ください。
☆ 編集部より ☆
果樹研究所で行われたアンケート調査で、気になる病名として高血圧がトップになりました。最近では簡単に血圧が測定できるためではないかと推測しています。果物の健康効果が徐々に浸透していますが、男性に比べて女性で低いのが気になります。(tnk)
お弁当作りを主に担当する主婦の方々は、メニューを決めるのにご苦労されると思いますが、いただく方は、ふたを開けたときに旬の果物が入っていると、きっと喜ぶと思います。(N)
果物&健康NEWS ご愛読に感謝申し上げます。
無断転載は、引用を含めて、お断りします。
ご協力に感謝いたします。 編集長 敬白
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