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第33回
□ 家庭で楽しむブルーベリー栽培1
30数年前、勤め先の農林省果樹試験場の庭の片隅に植えられていた数粒の実をつけたブルーベリーに初めて出会いました。東京農工大学のブルーベリーを見る機会を得たのもその頃です。当時は、まだ栽培者も少なく、研究も緒についたばかりの頃でした。その頃は、今日のようなブルーベリーの興隆は想像もつきませんでした。1994年の日本ブルーベリー協会の設立により大きく飛躍したと思われます。
最初に1粒、2粒食べた時のブルーベリーはさほど美味しいとも思いませんでした。ところが、ある時ブルーベリーの実を樹から直接つみ取り、口一杯にほおばったとき、とても美味しいと感じました。
口一杯にほおばるような醍醐味を経験するには家庭で栽培するのが一番です。幸いブルーベリーは現在のところ病害虫も比較的少なく、そのうえ樹も適度の大きさで、栽培しやすい樹種です。その上、花、果実、紅葉も楽しめます。
そこで、これからブルーベリーの種類や品種、栽培法について紹介していきたいと思います。
【種類と品種】
ブルーベリーはツツジの仲間でツツジ科スノキ属に分類され、日本にも浅間ベリーの名で知られるクロマメノキ、私も子供の頃食べたナツハゼやスノキ、常緑のシャシャンボ等が自生しています。
日本で栽培されているブルーベリーは大きく分けて、「ハイブッシュ・ブルーベリー」と「ラビットアイ・ブルーベリー」です。「ハイブッシュ・ブルーベリー」の収穫期は、おおよそ6月から7月まで、「ラビットアイ・ブルーベリー」の収穫期は、7月から8月頃までです。
「ハイブッシュ・ブルーベリー」は、アメリカで品種改良され、「北部(ノーザン)ハイブッシュ・ブルーベリー」や「南部(サザン)ハイブッシュ・ブルーベリー」、「半樹高(ハーフハイ)ハイブッシュ・ブルーベリー」等の系統があります。
関東以南では「ハイブッシュ・ブルーベリー」も「ラビットアイ・ブルーベリー」も栽培出来ますが、耐寒性の弱い「ラビットアイ・ブルーベリー」は寒冷地での栽培は難しので「ハイブッシュ・ブルーベリー」が適しています。
追記)緑枝挿し木は6月のはじめ頃から7月頃が適期なので、7月のはじめ頃ブルーベリーの挿し木をしてみました。適宜、この木の生育状況などと合わせて接ぎ木の時期や方法についてもお話しします。(K.
Suzuki)
日本ブルーベリー協会のホームページは下記です。
http://www16.ocn.ne.jp/~jba/index.htm
(2006/7/28記)
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