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第14回
□ 薬味
雑草以外の何もない庭に,最初に植えたものは,ユズ。
一才ユズ。
毎年,実をつける。
夏から春まで,ユズの実は,麺類の友となる。
夏に小さな実でも,ユズの香りは深い。
ユズの苗,枯れたらイヤだなあ。
そこで,苗木をもう2本。
全部が,根付いた。
私のソバ好きを知る人から,サンショの実生苗をいただいた。
鳥が運んだものだという。
彼の家は,敷地が広いのだろうなあ。
サンショの佃煮が食べられるかな。
実や葉は,薬味だ。
そして,サンショも,3本が6本になった。
でも,佃煮にするほど,たくさんの葉が採取できない。
葉をとられるサンショが,かわいそう。
サンショの葉をとるに忍べず,
いまだにサンショの佃煮は,食膳にのらない。
6本のサンショ。春に花が咲くが,雄花ばかりで,実が付かない。
実りのないまま,20年。
サンショ談義の末に,
実のなるサンショの古木をいただいた。
これも枯れずに,根付いて3年。
我が家は,ジャングル。
幼いサンショの葉は,全てアゲハチョウに食べられた。
(針の様な,葉のない葉柄だけになる。)3週間後,柔らかな葉が出た。来年は,サンショの佃煮を作るぞ。
サンショの実をばらばらにしました。マッチの軸木と大きさ比べ。
下の2つの器は,チリメンサンショ。
(レシピ)
@ 「ジャコ」を焦げないように,炒ります。この中に,「削り節」をハサミで細かくして,入れ,さらに炒ります。
A 「めんつゆ」と「砂糖少々」を加え,「めんつゆ」の水分が10%になる程度まで,かき混ぜながら加熱。途中で「サンショの実」や好みで「唐辛子」を入れ,仕上げます。
(2005/7/18記)
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