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第7回
□ いがぐり頭のかわいい坊や
白かった栗の花も、受粉が終わり、
セピア色に染まり、栗の葉の上に落ちた。
見上げると、黄緑色の小さな栗の果実に変わっている。
栗のイガが、ぼうず頭の、おさな子を想い浮かべさせた。
あっ、若いイガは硬くない。痛くないんだ。
手の上に転がすと、こそばゆい。
小さな栗の果実。
小さく、イガも少ない。
小さいことは、かわいいことの代名詞。
このイガの中に、いくつの栗の実ができるのだろうか。
夢は、たのしみと重なった。
薄茶色の毛虫状のものが、枯れた栗の花です。雨があれば、流すのですが、まだ葉の上にあります。(カラカラの梅雨です)
(2005/6/29記)
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